nirvana

大量消費される時代だ。
物質的なものも、精神的なものも。
ってな事を、NIRVANAを聴きながらぼんやり思う。別にそれを確定的に思っているわけじゃないんだけど。
やっぱり、そこに在るというのは大事で。
目に見えるものも、見えないものもいずれ無くなってしまうのだろう。
それでもそこに在るって事は、何らかの意味があるんだろう。その意味が何であるかは今の僕には分からないけれど。
今っていう時間が流れている。
もしかしたら、数年後、数時間後、数秒後、あなたは死に、僕も死ぬかも知れない。
でも、今、この瞬間、世界の人々と同じ時間を共有しているわけで。
同じ時間を共有しているからこそ、未だ出逢った事もない人でさえ、大事に思える自分がいる。
今を生きるって事は、無意識のうちに世界中の人々から必要とされているという事なんじゃないかと。
今を生きるって事は、無上の幸福なんじゃないかと。
人を殺してはいけないという絶対的な理由が見つからないのに、誰かを守る絶対的な理由なんて見つかるハズが無い。
と後輩に話した事がある。*1
その答えがようやく見つかった気がする。
誰かを守りたいという気持ちがあるからこそ、人を殺してはいけないのだろう。
煮詰まった考え方ではないし、これで考えるのを止める事は出来ない。
変わらないものなんて何一つないんだろう。
カート・コバーンの歌声と共に、一人で過ごした日曜日。
あぁ、今日は晴れてよかった。最近は不安定な天気だったから。
たまった洗濯物は相変わらず片付いてないけれども、時間をかければ片付くんだろう。
いや、片付けないといけないよな、自分の力で、自分の意志で。

MTV Unplugged in New York

MTV Unplugged in New York

*1:4/13にも同様の記述あり。