蟲師 1〜6
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蟲ってのは妖怪みたいなもんだ。
この本が売れているのは、単に妖怪好きな人が多いからなのか、最近触れられなくなった自然の中に異形の者が棲んでいる事を感じたいからなのか。
後者なら悲しい事実だ。
利便性を取り、自然を壊し続けた結果、そこに棲んでいるであろう妖怪や何か分からない未知のモノを感じる事が減っただろう。
夜中さえ明るく、無機質な都会に住んでいると、それらを感じる力まで失われそうだ。
昨日、久々に田畑の中の街灯のない道を歩いた。
ハッキリは分からないが、そこには、何かが棲んでいる息吹を感じた。
子供の頃のように、夜に畏怖を抱いた。
様々なモノと共生出来る自然は、素晴らしいと思う。
ニュースを見ると、「海でお父さんと泳いだ」という少年がいた。
俺が子供の頃は「お盆期間に泳いだら何かに連れて行かれる」って祖父母に言われたもんだけど。
核家族化が進んで、そういった伝承も消えつつあるんかな。
大事なモノをたくさん置いてきた悲しい国。
人間は無くした時にその大切さに気付くという。
自然もそうなのかね。
日本人にしか持ちえない感受性はどこに消えたんだろう。